Q. なぜ、訪問会社によって施術時間が20分だったり30分だったり
なぜ違うのですか?
A 厚生労動省では料金は規定により決められて
いますが施術時間の規定は定められていないため
訪問会社ごとに施術時間に違いがあります。
大手などの訪問会社は20~30分で設定している
ところが多いですが一日の訪問件数を多くするには
施術時間を短くした方が一日あたりの訪問件数を
増やせるので売り上げを増やす為に
「短時間で回数を多くした方が効果的」と言って
施術時間を短く設定しているところもあります。
実際に施術者から言わせてもらえば訪問時に
他のサービスがずれ込んでいたりしてトイレや
電話だったり、すぐベットまで移動してマッサージを
準備や体制が取れない時もあります。
利用者は動作に時間がかかるのを前提で
考えています。
急いで準備したりして転倒させてしまったら
本末転倒です。
訪問社会が一律で利用者全員の施術時間を
決めるのではなく、前回の施術後の体調など
利用者と毎週訪問するので
ご家族や利用者と相談しながら時間を
決めればいいと考えています。
全身関節が固まったりしている利用者など各関節を
動かしたりマッサージすると60分ぐらいかかって
しまうこともあります。
私の利用されている方では施術時間が体調不良の時を
除いて施術が長いとは言われたことはなく、施術者側からみると
利用者全員一律に20~30分では足りないと感じています。
Q. 同意書が取れない時はどうしたらいいでしょうか?
A 保険による治療には同意書が必要になります。
もし同意書が取れない方の為に自費による治療も出来ますが
保険治療に比べ割高になってしまいます。
Q. マッサージ・針・灸も一緒にできるんですか?
A マッサージはマッサージ用の同意書
針と灸は鍼灸用の同意書が必要になります。
Q. 料金の仕組みが良く分かりません。
マッサージ1回の料金はいくらになりますか?
1回あたり一割負担で405~430円です。
これ以上かかる場合は付加サービスを加算されている可能性があります。
かかった料金の明細書を見せてもらうといいと思います。
Q. マッサージを受けるのに何か用意するものはありますか?
特にありません。タオル等必要な物はこちらで用意しています。
普段どうりの服装で寝巻きでもパジャマでも構いません。
Q. 変形徒手矯正とはなんですか?
厚生労動省では分かりやすく言うと
関節拘縮(関節が固まってたり動かない常態)や
関節可動域(関節の通常の動く範囲)が低下している部位の
可動域を拡大する(元の可動域の状態に回復)
目的をもって行われる「徒手による矯正術」と
厚生労働省で定めています。
これには賛否があります。
施術にはマッサージ施術と変形徒手矯正の2種類があり料金が違います。
全身を5部位に分けて料金が決められていて
マッサージ施術料450円
変形徒手矯正 470円
料金に違いがあるため変形徒手矯正の料金を請求する訪問会社が
増えている傾向がありますが、変形徒手矯正は料金も上がり
同意書も毎月必要になります。(通常は半年)
ドクターは毎月記入しなければならず
利用者共に労力と金銭的負担がかかります。
私は関節拘縮などがあればマッサージ施術の中で
必要であれば行いますし、変形徒手矯正で料金を
上げなければ出来ないものではないと思っています。
訪問マッサージを利用されてる方は一度明細書などを
見て確認してみるといいと思います。
Q. 現在訪問サービスを受けています。
施術を受けていて効果をあまり実感しません。
どの訪問サービスを受けられているのか
リハビリ・マッサージ・針灸なのかわかりませんが
違うサービスや違う訪問会社のサービスを受けてみるのも
一つの方法ではないかと思います。
また施術師との相性もありますし、
以前の担当が替わってしまったなど。
ほとんどのところで無料体験を行なっていると
思いますので何ヶ所か選んで体験してみてから
選んでみると良いと思います。
身体の機能を維持・回復を目指し日常生活の自立を助けるために
リハビリが行われる。
介護保険を使用します。
介護度(要介護1~5)に応じて利用限度額がある為
訪問看護・訪問介護・福祉用具レンタルなど他のサービスとの
利用限度額内での利用回数の調整が必要になります。
施術者資格
理学療法士・施業療法士・言語療法士が担当します。
料金 自己負担金1~3割
1単位20分で300円以上で40~60分の施術時間が多い
2単位40分で1割負担で600円以上
施術内容
主体的(患者本人が主体に行う)
リハビリや運動・訓練をするので
本人の意欲や体調に左右されることもあります。
筋肉の麻痺や拘縮などがあり、歩行が困難な人や寝たきり・難病など
医師がマッサージを必要と認めた方。
医療保険を使用(健康保険・後期高齢者保健など)
利用限度額はありませんので他のサービスとの併用が可能です。
(1~3回程度が適当の範囲と思います)
施術者資格
あん摩・マッサージ・指圧師が担当します。
料金 自己負担金1~3割
20~30分の施術時間のところが多い。
札幌訪問マッサージは40~50分に設定
1割負担で455~480円
(重度心身障害者受給者証・特定医療費(指定難病))受給者証を
お持ちの方は自己負担金の減額や免除があります。
施術内容
受動的(マッサージ師が主体に行う)
マッサージにより麻痺による筋緊張や関節拘縮の予防・改善を
目指し関節可動域・筋力強化の訓練を行いながら
日常生活動作の向上を目指す。